皆さんは電気温水器を使っていますか?
近頃、電気温水器を使っていた方々か省エネ性能を重視したり、電気代の節約を目的にエコキュートへ変える方が増えているんです。
電気温水器とエコキュートは、同じように電気でお湯を沸かすので「大差はないなだろう」とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
しかし実際にはエコキュートの方が確実に節約ができると言われているため、電気温水器の寿命や故障をしたときに「また電気温水器に交換する」とメリットはほぼありません。
では、実際に電気温水器から電気温水器に交換するだけではもうメリットはないのでしょうか。
今回は、
・電気温水器ってもう古いの…?
・電気温水器の寿命はどのくらい?
・電気温水器から交換するなら電気温水器ではない!
・エコキュートと電気温水器の違いとは?
・電気温水器よりもエコキュートが優れているところは?
・エコキュートにはメリットが多い!
などという情報についてご紹介させて頂きます。
この記事を読めば電気温水器から電気温水器に交換する意味はあるのか、また電気温水器からエコキュートに交換するメリットなどについて知ることができますよ。
電気温水器ってもう古いの…?
時代の流れとともに給湯器もより性能が高く、便利なものになってきましたよね。
そもそも電気温水器は電気ヒーターによって貯湯タンクに貯めた水を沸かして使う給湯器のことです。
電気温水器を導入している方の多くが、
・ランニングコストが抑えられる
・ガス給湯器に比べるとすぐにお湯が使える
・ガス給湯器と比較したら安全性が高い
・省エネ性能が高い
・災害時に水が確保できる
などということに魅力を感じて導入されたのではないでしょうか。
確かに電気料金の安い深夜の電力でお湯を沸かすことから、昼間にお湯を沸かさずに使えるのが経済的ですよね。
またタンクに貯めたお湯を使うので、その都度沸かすガス給湯器よりも温かいお湯をすぐに使えるのもメリットです。
電気温水器は現在導入される方ももちろんいます。
しかし新しく導入する目的によってや、電気温水器を交換するときには電気温水器よりもエコキュートの方が良いとも言われています。
電気温水器の寿命はどのくらい?
電気温水器はどのくらい寿命が持つのでしょうか。
現在、交換を考えている人や導入をした人はどのくらい持つのか気になりますよね。
電気温水器の寿命は基本的には 「15年程度」と言われています。
使用開始から10年程度で故障しやすくなり、10年以降に交換を検討するのが妥当です。
もしかすると、寿命である15年を経過しても「故障していないから…」と使い続ける方もいるかもしれません。
ですが15年を経過した場合には、交換を検討するべき。
その理由としては、
・燃費が悪くなっている
・事故の恐れもある
・突然故障し、何も考えていなかったので困る
という場合があるからです。
数十年使うものを購入するならじっくり考えたいのに、予期していないときに突然壊れてしまうと慌てて給湯器を購入しないといけなくなってしまう可能性があります。
また寿命が過ぎているのに使い続けているとネジが緩んでいたりさび付いているなど、知らないうちに新品のものよりも効率が悪くなってしまうということも考えられます。
せっかく、電気料金を抑えるためや省エネ性能を重視してに導入しているのに効率が悪くなってしまっていては意味がないですよね。
そのため、電気温水器を使い始めて15年程度を経過するまでには交換を検討しましょう。
電気温水器から交換するなら電気温水器ではない!
実は今、電気温水器が故障するなどして交換するときに電気温水器に交換するとメリットはほぼないと言われています。
その理由は、より性能が優れた「エコキュート」が存在するから。
エコキュートは、何が電気温水器よりも優れているのでしょうか。
詳しく見てみましょう。
そもそもエコキュートとは?
これまで電気温水器を使っている人は、エコキュートとは何か分からない方もいらっしゃることでしょう。
そもそもエコキュートとは、電熱ヒーターを使わずに、大気の熱を使ってヒートポンプ技術でお湯を作る電気給湯器です。
エコキュートは冷媒はフロンではなく二酸化炭素を使っており、大気中の熱でお湯を作ることから環境に優しいです。
エコキュートの仕組み
エコキュートは、
・ヒートポンプ
・貯湯タンク
の2つのユニットで構成されています。
ヒートポンプはエアコンでも使われている技術と同じように外の熱を吸収する機械です。
エコキュートの場合、ファンを回転させて外の熱を取り込み、冷媒を圧縮させることで90度程度の熱いお湯を作り出します。
そして沸かしたお湯を熱交換機器を介してタンクの水を温めて、冷媒を膨張弁で膨張させて低温にし、貯めておくのが貯湯タンクです。
つまりエコキュートは空気の熱を圧縮してお湯を作り出し、タンクに貯めておくという仕組みになっているのです。
これがあればお風呂を沸かしたり追い焚きするだけでなく、台所や洗面台などでお湯を使うことも可能です。
https://youtu.be/swz0KUsNNpk
エコキュートと電気温水器の違いとは?
エコキュートは電力のみで沸かす電気温水器と異なり、大気中の熱や太陽光発電などの活用もできるエコキュートの方が電気代を抑えることが可能です。
具体的な違いをもう少し見てみましょう。
お湯の作り方
電気温水器とエコキュートでは、お湯の作り方が異なります。
基本的には、どちらも電気を使ってお湯を作るために同じものだと思われてしまいがち。
ですが、実際には全く異なる給湯器なのです。
まず、電気温水器の場合は電気を使ってヒーターを温め、水の入ったタンクを温めてお湯を作ります。
一方でエコキュートの場合は外気の熱を取り込んで、圧縮させるときに高温化させます。
そして、その熱を使ってお湯を作ります。
このように深夜の時間帯に電気を使ってお湯を作るのは同じでも、温め方が違うんですね。
設置スペース
電気温水器とエコキュートでは、設置スペースが異なります。
電気温水器の場合はヒーターに貯湯タンクが一体化しているのに比べ、エコキュートは2つのユニットで成り立っています。
つまりコンパクトなのは電気温水器で、2つのユニットが必要なのがエコキュートです。
価格の相場
電気温水器はおよそ15〜40万円程度。
一方、エコキュートは30〜80万円程度になります。
初期費用はエコキュートのほうが必要になりますが、電気代の削減はエコキュートの方が見込めます。
また近頃ではエコキュートの容量が小さいものであれば価格もかなり低くなっており、補助金制度を利用すればそこまで変わりません。
家族構成や使用目的を考えたサイズを選べば、将来的にはエコキュートの方がオトクでしょう。
電気温水器よりもエコキュートが優れているところは?
では、具体的に電気温水器よりもエコキュートが優れているのはどのようなところなのでしょうか。
その一番の優れているのは、エコキュートの方が電気料金の節約が見込めるという点。
電気温水器と同じ夜間電力を使っていたも、エコキュートの方が消費電力が少なくなっています。
またランニングコストも電気温水器よりも低いためにオトクになっています。
給湯器は家庭で使っているエネルギーの1/3程度を占めていますから、電気温水器に交換してしまうよりエコキュートへの交換を検討する方が電気料金は安くなるのです。
具体的に電気温水器とエコキュートを稼働させたとすると、どのくらいの電気料金の差が出てくるのでしょうか。
概算ではありますが電気温水器の場合、月6,000円程度の電気代がかかったとするとエコキュートは月2,000円程度になります。
これをみると1ヶ月あたりで4,000円の差が出てくることから、年間でも48,000円程度も安くなるのです。
また導入にかかる初期費用はエコキュートの方が高いのがネックになる方もいるとは思いますが補助金制度を実施している自治体も多く、トータルコストとしては安くなるケースもあるのです。
電気温水器の寿命は15年程度ですから、メンテナンスなどで故障や設備不良を見つけたら早めの修理や交換を考えましょう。
エコキュートにはメリットが多い!
電気温水器にもメリットはありますが、エコキュートに交換するメリットはそれ以上にあると言っても過言ではありません。
まずは消費電力が1/3になることからみても電気料金が安くなるのは、よく分かりますね。
電気温水器を導入した方は、
・当時は電気温水器のメリットに魅力を感じたから
・電気温水器を導入した当時はエコキュートが高かったから…
などということからエコキュートを諦めたり知らなかった方も多いことでしょう。
しかし、電気温水器から交換するときには「エコキュート」がオススメ。
その理由はメリットを踏まえれば一目瞭然でしょう。
電気料金の節約になる
エコキュートは、基本的に電気温水器よりも電気料金が節約できることから電気温水器の交換給湯器として人気になっています。
電気温水器を交換するときや都市ガスから節約効果を期待するときにはエコキュートがオススメです。
省エネで環境問題に貢献する
エコキュートは、外気の熱を変えてお湯を沸かしています。
これにより二酸化炭素の排出量も少なく、地球の温暖化を防止するために注目されてます。
省エネ性能は電気温水器よりもエコキュートが高いために、地球の温暖化の防止に貢献したい方にもオススメです。
補助金制度を受けられる可能性がある
エコキュートは環境問題に貢献することから、補助金制度が利用できる可能性が高いです。
上限は住まいにより様々ですが、2万円程度の補助金が利用できる地域が多いことから安くで設置したい方は利用すると良いでしょう。
断水などの万が一のときには貯湯タンクの水が使える
電気温水器も可能ですが、エコキュートも万が一のときに貯湯タンクの水が使えます。
こちらは地震などで断水してしまったときなどの災害でお湯や水を活用して、生活用水として使えるのがメリットです。
タンク容量によって使える期間は差がありますが。370Lや460Lで4人家族だと2日程度は確保できるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、
・電気温水器ってもう古いの…?
・電気温水器の寿命はどのくらい?
・電気温水器から交換するなら電気温水器ではない!
・エコキュートと電気温水器の違いとは?
・電気温水器よりもエコキュートが優れているところは?
・エコキュートにはメリットが多い!
などという情報についてご紹介させて頂きました。
電気温水器は省エネ性能や電気料金の節約にはなりますが、交換するときにはより性能の優れる「エコキュート」を活用した方がオトクになります。
現在、
・電気料金が高くて悩んでいる
・電気料金が寿命になった
・家族構成などライフスタイルが変わった
ということがあれば、電気温水器からエコキュートへの交換を検討するのがオススメです。
電気温水器からエコキュートへの交換をすると消費電力が1/3になるなど電気料金を抑えられるメリットがあります。
またCO2削減にも寄与し、地球にも優しい給湯器です。
もしも現在電気温水器を設置している方はマンション等の電気温水器しか設置できないケースを除いてはエコキュートに交換した方が絶対にお得ですから、機会があればエコキュートとの交換を検討してみてくださいね。
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