ルームエアコン

エアコンから気になる臭いが・・エアコンの交換時期の目安は?

エアコンは生活の必需品ですよね。

しかし電化製品はいつかは壊れてしまうもの…。

長く使い続けていると、いつの間にか動作がしなくなってしまったり効きが悪くなる、時には臭いがしだすというトラブルが発生してしまうことも少なくありません。

エアコンは安いものではないので、適切な交換時期を分かっていないとどうすべきか悩んでしまいますよね…。

特に稼働は正常かのにエアコンから気になる臭いがするというトラブルは多く、使っている方の多くが一度は経験したことがあるのではないでしょうか。

・エアコンから嫌な臭いがする

・気になる臭いがするけど交換するべきなのか

・臭いの対処法やエアコンを長く使うための秘策はないのか

などなど「気になる臭い」の原因や対策、エアコンの寿命や長く使うためのコツも気になるでしょう。

エアコンはいつも使っていても寿命までは知らない方も多いので、寿命や故障前の前兆なども知っておきたいですよね。

 

そこで今回は、

・エアコンから気になる臭いがする原因は?

・エアコンの気になる臭いをそのままにするとどうなるの?

・エアコンから気になる臭いがするときの対処法!

・エアコンの臭いの対処でしてはいけないこと

・エアコンの気になる臭いは発生させないように対策しよう

・エアコンの寿命はどのくらい?

・エアコンが寿命を迎えるとどんな症状が出る?

・エアコンを長持ちさせる方法とは?

・こんなときはエアコンの買い替えを検討しよう

などという情報についてご紹介させて頂きます。

 

この記事を読めばエアコンの気になる臭いの原因や、エアコンの寿命や長く使うためのコツを知ることができますよ。

 

エアコンから気になる臭いがする原因は?

エアコンを使っていると、ツン…とした気になる臭いがすることはありませんか?

このエアコンから臭いがする原因はいくつか考えられますが、その多くが内部で発生しているカビです。

カビが発生している状態でエアコンを使うと、そのカビのついた空気が室内に広がってしまうことで「嫌な臭い」を感じ取るのです。

 

まずは、エアコンから気になる臭いがするときの考えられる原因をいくつか見てみましょう。

 

カビ

エアコンの風が臭うときのほとんどの原因が「カビ」です。

エアコンは冷房として使う場合、室外機の減圧器で低温の液体にした冷媒ガスを室内機に運んで熱交換器を冷やしています。

それを冷風口から室内へ放出して部屋を冷やす仕組みをしていますが、空気を吸い込むときに室内にあるホコリも吸い込んでしまいます。

そのホコリが次第に蓄積して、冷却によって発生する結露の水滴と結びついてカビとなっていることが原因です。

エアコンはカビが繁殖しやすい温度、高湿度、汚れが溜まりやすいという3つの原因によってカビが生えやすい環境になっています。

カビは気になる臭いだけでなく、体にも悪影響を及ぼす可能性もあるために早めのお手入れや買い替えを検討しなくてはいけません。

 

食べ物

普段自宅でさまざまな料理をしている場合、それが部屋に充満して臭いの原因になっていることも…。

例えば、脂っこい料理や焼き魚、焼肉など匂いの発生がしやすい料理の頻度が多いとエアコンが吸い込んで内部に付着し、臭いの原因になることがあります。

 

汗やタバコ

エアコンは室内の空気を取り込みますが、生活の臭いも吸い込んでいます。

その中でも多いのが汗やタバコ。

タバコを室内で吸っている場合や、窓や扉からタバコの臭いが入りやすい環境にあると生活臭を吸い込んで内部に付着してしまいます。

これが冷却された空気と出ることで臭いの原因になっていることが考えられます。

ヤニの臭いは独特で、非喫煙者は体調を悪くする場合もあるので早めの対策が必要です。

 

ペット

犬や猫などのペットと暮らしているお部屋のエアコンも気をつけなくてはいけません。

ペットと一緒に生活していると、エアコンの内部やファンに臭いが付着しやすく臭いの原因になりやすいです。

 

エアコンの気になる臭いをそのままにするとどうなるの?

エアコンの気になる臭いですが、そのまま対処せずにしていると臭い以外のトラブルを起こしてしまう場合もあります。

では、どのようなトラブルが起こるのでしょうか。

 

エアコンの効きが悪くなる

エアコンから気になる臭いがしているのにも関わらず、そのまま放置していると効きが悪くなる可能性があります。

冷房をつけてもなかなか冷えなかったり、暖房をつけているのに部屋が暖まらないという症状があれば、熱交換器が汚れて稼働効率が下がっている可能性があります。

稼働しないからとハイパワーで稼働かせると、より電気代も上がってしまうので注意が必要です。

 

エアコンが壊れる

もしもフィルターや内部がカビているにも関わらずそのままにしていると、エアコンに負担をかけてしまいます。

効きづらいからとより強く設定温度を変えてしまうと、故障の原因になってしまう場合も。

もしも気になる臭いがしたら、掃除やクリーニング、寿命によってはエアコンの交換の検討もしなくてはいけません。

またもしも、

・風が出ない

・冷えない、暖まらない

・異音がする

・水漏れがする

などという不具合が出だしたら、早めに対処をしなくてはいけません。

 

エアコンから気になる臭いがするときの対処法!

エアコンは、臭いの発生源を減らさなくては解決することはできませんよね。

カビは発生源を徹底的に掃除することで、対処できます。

では、どういった対処法があるのでしょうか?

 

フィルターのこまめな掃除

エアコンのフィルターは、水洗いができます。

誤って稼働しないように、プラグを抜いてから蓋を開けてフィルターを取り出します。

付着しているホコリは掃除機で吸い取りましょう。

掃除機は吸引力が強いため、フィルターを傷めないように弱めで吸い取っていきます。

そしてお風呂場などで歯ブラシを使ってキレイに洗い流していき、水分を拭き取ります。

フィルターを戻すまでに、しっかりと乾かしてから本体につけるようにしてください。

フィルターを乾かすときは天日干しだと直射日光で劣化する可能性があるため、日陰で乾かします。

エアコンのフィルターは空気中のホコリが付着しやすく、カビの原因になりやすいです。

ですから、臭いの原因になりやすいフィルター掃除はこまめに行うようにしましょう。

 

掃除機能を活用する

エアコンには内部クリーンなど、自動掃除機能が搭載されているものもあります。

こちらは、フィルターについたホコリやゴミを掃除する機能です。

しかしエアコンに掃除機能があってもお手入れがいらないというわけではありませんので、しっかりとお手入れは行うようにしてください。

 

取扱説明書にあるお手入れ方法を確認する

エアコンには購入した際に、取扱説明書が付属しています。

メーカーや機種によってお手入れ方法も異なりますから、臭いの対処法を確認してみましょう。

もしも取扱説明書がない場合には、メーカーの公式ホームページで取扱説明書を確認できる場合もありますので検索してみてください。

 

エアコンの内部を乾燥させる

エアコンは温度と湿度が原因でカビます。

カビの繁殖を抑えるためには、エアコンの内部を乾燥させなくてはいけません。

エアコンは、高温にすると内部が乾燥して湿気を取り除くことが可能です。

一時的な手段ではありますが、高い設定温度にして定期的に乾燥させましょう。

 

排水ホースを洗い流す

エアコン内部のカビを排出させるために、低い温度設定で冷房運転させてみましょう。

16度程度で1時間ほど稼働させると、結露を起こします。

結露で水滴が発生すれば臭いの元になるカビを落としてドレンホースを通って屋外に流してくれます。

一時的な手段ではありますが、低い設定温度にして定期的に汚れを排出させましょう。

 

エアコンの臭いの対処でしてはいけないこと

エアコンの気になる臭いですが、取扱説明書を確認せずに誤った方法で臭いの対策をしてしまうのはNG。

特に以下のような、お手入れはしないようにしてください。

 

エアコン内部の掃除を自分で行う

エアコンのお手入れはフィルターくらいならできますが、内部の洗浄は自分でするのはNG。

洗剤を誤ってしまったり、洗い方を誤ると部品が破損したり故障、モーターなどに当たると発煙などといった危険もあります。

エアコンの清掃は、必ず販売店やメーカーに相談をして行わなくてはいけません。

 

消臭剤や芳香剤を使う

エアコンの気になる臭いがすると、つい身近にあるファブリーズや消臭剤、芳香剤を吹きかけたくなってしまいますよね…。

しかしそういったものは成分がエアコンに付着すると、返ってホコリがつきやすくなってしまったりカビの原因になってしまう場合もありますので厳禁です。

 

エアコンの気になる臭いは発生させないように対策しよう

エアコンの気になる臭いは対策すれば、発生しにくくなります。

ここでは、気になる臭いが出ないようにするための対策方法をまとめます。

 

お部屋の掃除をする

エアコンのフィルターに付着したホコリなどが原因で、カビを招くこともあります。

エアコンのフィルターを極力汚さないようにするためには、ホコリを減らしましょう。

そのためにはお部屋を掃除して、清潔に保つようにしてみるのがオススメです。

 

換気する

エアコンはどうしてもペットやタバコ、料理などの生活臭を吸い取ってしまっています。

そういったものが原因で臭いを発生させてしまうこともありますので、強い臭いが発生するときには換気して室内の臭いをなくすようにしてみてください。

 

稼働後に送風でつける

エアコンは冷房運転をしたあと、結露を起こしたままになっています。

この水滴はカビの原因です。

運転後は、送風で湿度を下げるようにしてみましょう。

 

エアコンを使わないときも稼働させる

エアコンは夏や冬は冷暖房を使いますが、それ以外のシーズンでは稼働させないこともあるでしょう。

使わない時期があるのは良いのですが、そのままにしているとホコリが溜まってしまうもの。

そのようなことを避けるようにするためにも、送風で稼働させてホコリが溜まらないように予防しましょう。

 

エアコンの寿命はどのくらい?

では、そもそもエアコンってどのくらいの寿命なのでしょうか?

気になる臭いを繰り返す場合や、その他の不具合があると「エアコンってどのくらいで交換時期なの?」と気になりますよね。

 

そういった方は、現在使っているエアコンの製造年を確認してこの記事を参考にしてみてくださいね。

 

エアコンの標準的な寿命は?

一般的に、家庭用エアコンの平均使用寿命は10年程度になっています。

同じエアコンを長く使っていると部品の劣化は避けることができず、どんどん故障しやすくなっていきます。

またエアコンメーカーは故障した際に交換できるように部品を保有していますが、期間が過ぎると製造をしていない場合もあるために修理ではなく、買い替えが必要になってくる可能性も出てくるのです。

 

10年以上エアコンは使えるの?

エアコンはほとんどのメーカーが10年くらいが寿命になっています。

しかし、10年使ったからと言って必ず壊れるわけではなく、使い方によっては12年くらい使えるという場合もあります。

しかし、10年を超えると

・突然故障してしまう

・不具合を繰り返して手間

・稼働効率が悪く電気代がかかってしまう

などといったデメリットもあるため、寿命を迎えたら早めに次のエアコンへ交換検討するのがオススメ。

 

エアコンが寿命を迎えるとどんな症状が出る?

エアコンは10年以上使い続けていると、以下のような症状が出てきます。

いずれは悪化したり、稼働しなくなってしまいますので症状が出だしたら交換を検討しましょう。

 

気になる臭いを繰り返す

エアコンから気になる臭いがする場合。

エアコンの臭いは生活臭を吸い込んだことや、内部のカビが原因になっていることが考えられます。

フィルター掃除をしてクリーニングをしてもらって改善されるなら問題ありませんが、繰り返す場合には買い替えを検討しなくてはいけません。

 

冷暖房が効きにくい

エアコンは長く使うと稼働効率が悪くなっえしまいます。

これは、エアコンの内部に溜まったホコリやカビなどが原因です。

これらは、掃除によっても改善しないと買い替えのサインでしょう。

 

運転中に異音がする

今まではしなかったのに稼働をすると異音する場合は、コンプレッサーや送風ファンなどが壊れていることが考えられます。

使用して10年以上経過している場合には、修理よりも買い換える方が稼働効率も上がりますので検討してみてください。

 

水がポタポタ漏れる

エアコンは内部で発生した結露をドレンホースから流します。

しかし、ドレンホースが詰まっていたりうまく排出できないようになると、本体からポタポタ水漏れを起こす場合があります。

ドレンホースの修理などで改善されるなら問題ありませんが、直らない場合は買い替えが必要です。

 

ブレーカーが落ちる

家電製品を多く使っていたなどしてブレーカーが落ちてしまうなら使う量を考えれば改善されますが、

・エアコンをつけるたびにブレーカーが落ちる

・エアコンしかつけていないのにブレーカーが落ちる

などということがあるならば、エアコンが故障または漏電している可能性が高いです。

この場合は修理をしても金額が高くなることが見込まれますので、寿命を迎えている場合には買い替えをする方が安く済む可能性もあるかもしれません。

 

エアコンを長持ちさせる方法とは?

エアコンを少しでも長持ちさせる方法は、どのようなことがあるのでしょうか?

できることを見てみましょう。

 

フィルターの定期的なお掃除

フィルターの汚れは運転効率が悪くなるため、負荷がかかりやすくなってしまいます。

フィルター掃除は自分で行えるので、取り外して1ヶ月に1度くらいの頻度でお掃除しましょう。

 

エアコン内部のクリーニング

エアコン内部は、自分で掃除することはできません。

熱交換器や吹き出し口などのお掃除は、自分でしてしまうと故障の原因になりますので販売メーカーや専門業者へ依頼するようにしましょう。

 

設定温度に気をつける

エアコンはハイパワーで稼働させていると、負荷が大きくかかってしまいます。

長持ちさせるためには、適切な温度で室内温度との差が大きくないようにしましょう。

 

定期的に送風運転を行う

エアコンはシーズン外に放置していると、内部にホコリが溜まってしまいます。

そのまはま稼働させると、負荷がかかり故障の原因にもなりかねません。

そういったことを避けるためには、オフシーズンでも放置せず送風運転を定期的に行いましょう。

 

室外機や周りのお掃除、置き方を考える

エアコンの室外機はの周りは、定期的にお掃除するようにしましょう。

室外機は屋外にあるため、植木の砂やかれは、砂埃などが入りやすい状態です。

室外機の周辺にものがあると空気の循環がしにくくなってしまい、故障の原因になりやすくなってしまいます。

長持ちさせるためには、周辺のお掃除や室外機の置き方を考えるのが大切。

 

こんなときはエアコンの買い替えを検討しよう

エアコンは修理を繰り返している場合や重要な部品の修理となると、買い替えした方がお得になる場合もあるので迷ってしまいますよね。

またエアコンの部品は最低保有期間が10年になっていますから、販売期間が終了していると修理ができない場合もあるのでそういったときには買い替えが必要になります。

 

エアコンのトラブルを繰り返す場合は、寿命の可能性が高いため買い替えた方が良いかもしれません…。

もしも

・エアコンから異音がする

・気になる臭いを繰り返す

・エアコンがなかなか効かない

・ポタポタと水漏れを起こしている

などということを引き起こしていれば、使えなくなる可能性が高いです。

 

エアコンは販売メーカーや専門業者に修理やクリーニングを行ってもらえます。

しかし、繰り返す場合や寿命が近いときには故障の前触れかもしれませんので、買い替えを検討しましょう。

 

エアコンを買い換えるときに抑えるべきポイント

もしもエアコンを買い替えるとなれば、価格だけで決めてしまうのはNG。

選ぶときに知っておきたいポイントをまとめます。

 

省エネ性能

エアコンは省エネ性能によっても電気代が変わってきます。

省エネ性能は数値が高ければ高いほど優れているということですから、電気代が気になる人は要チェックです。

 

適用畳数

エアコンは部屋の広さに応じて決めていきます。

例えば6〜8畳対応の室内に設置するならば、その広さ適応の製品を選びましょう。

 

対応している機能

エアコンには、除菌や環境、空気清浄機能などメーカーによって様々な性能があります。

もしも気になる臭いを起こしにくい製品にしたいならば脱臭機能や、除菌機能などを選ぶようにしましょう。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、

・エアコンから気になる臭いがする原因は?

・エアコンの気になる臭いをそのままにするとどうなるの?

・エアコンから気になる臭いがするときの対処法!

・エアコンの臭いの対処でしてはいけないこと

・エアコンの気になる臭いは発生させないように対策しよう

・エアコンの寿命はどのくらい?

・エアコンが寿命を迎えるとどんな症状が出る?

・エアコンを長持ちさせる方法とは?

・こんなときはエアコンの買い替えを検討しよう

などという情報についてご紹介させて頂きました。

エアコンから気になる臭いがすると、日常生活でずっと気になってしまいますよね…。

また臭いがするということはエアコンの性能が低下している可能性もあるために、お掃除をしたりクリーニングをすることがオススメ。

しかし、臭いがするということは故障や不具合を起こしやすくなっており10年以上使っている場合や不具合を繰り返す場合は買い替えを検討するべきです。

最新のエアコンにすると、省エネ性能によっては電気代が安くなる可能性もあるので、是非比べてみてくださいね。

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